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東関戸区の若連に所属する某若週のBLOG. 
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お祭に必ず欠かせない物、それは下座です。
下座が無ければ山車は曳けません。

現在、当町は東関戸連の皆様の演奏により毎年楽しく山車を曳かせてもらっています。

東関戸に今まで、乗った下座連は三団体です。

その3団体とは、「曲淵下座連」「志みづ山下座連」そして今現在乗演頂いている「東関戸連」です。
現存してるのは「東関戸連」だけです。

昭和10年より曲淵下座連に乗ってもらっていました。
この下座連がいつまで乗っていたのかはハッキリと記録に残っていません。
昭和10年~30年頃までと推測されます。
昭和27年の写真を見た所、町内のある旦那さんが「乗っている下座は曲淵だ。この人が親笛だ、覚えている」と言っていました。
その後、昭和30年頃~昭和50年まで志みづ山下座連が乗演。
昭和51年から現在に至るまで東関戸連にお世話になっています。

東関戸連の砂切は、牧野流佐原系のもので皆様お馴染みだと思います。
志みづ山下座連の砂切については、その後継団体の新和下座連にて現在も聞くことができます。
さて、曲淵下座連の砂切とはどんなものだったのでしょうか?
現在もその流派が残っているのか?

疑問におもいまして、砂切研究家の第一人者でもあります幣台オタクさんに聞いてみた所、現在でも曲淵流の砂切を演奏する所があるとの事
それは江戸崎で活動してる「浜町下座連」。
浜町下座連は、稲敷市江戸崎にて昭和22年より活動。
解散した曲淵下座連の流れを汲む。
現在、江戸崎では浜町下座連の流れを汲む計6団体が活動。

浜町下座連は、曲淵下座連の直弟子な訳です。
で、その砂切はどこで聞けるかといいますと現在好評発売中の「佐原囃子系山車祭 砂切集」に収録されています。


今回は特別にCD編者であります幣台オタクさんより許可をいただきましたので大楠公新聞にてUPさせていただきました。

PCの方はこちらをクリック(その後、UP50642をクリック) 曲淵流砂切(演奏浜町下座連)

携帯電話Iモードの方はこちらをクリック→ダウンロード(3g2)



東関戸年表にも下座に関する記述は少なく、年表に曲淵下座連のお話が出てくるは昭和23年です。
この年は、新憲法発布記念本新合同曳きがありました。
曲淵より新宿、本宿合同に付、東関戸区に山車曳き廻し有無の問い合わせ有ったのですが、曳かないとの返事をして為曲淵は、本宿浜宿へ乗込む事になりました。しかしその後当町が急に曳き出しを決定した為に、浜宿区へ下座の引き抜きに行った為浜宿とトラブッたとのエピソードが残っています。
急に引き出しが決まったり、下座を引き抜きに行ったりと、この時代を感じさせるエピソードですね




ちなみに砂切集は現在も好評発売中!!詳しい解説ブックレット付です。お祭マニアなら一枚は持っておくべき貴重なCDですよぉ。
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11月18日から26日まで、千葉県香取市の佐原三菱館において生田コレクションの展示会と講演会及び演奏会が行なわれます。

ー日本の技ー
生田コレクション展示会
期間 11月18日~26日 10:00~17:00
場所 千葉県香取市 佐原三菱館
入場料 無料
主催 日本の芸能に親しむ会【座・音遊】
共催 香取市 香取市教育委員会

生田コレクションとは、現在、小鼓筒89本、大鼓筒8本、太鼓筒4本、能管2管をはじめとする能楽器を主体に、謡い本、手附、鼓に関する資料文献を中心としたものです。大阪麦酒(現アサヒビール)株式会社の創業に携わった曾祖父の生田秀氏とその長男である祖父生田耕一氏が二代にわたり収集したものです。
耕一氏は大正六年に山崎楽堂氏と共著で小鼓に関する唯一の研究書といっても過言ではない「鼓筒之鑑定」、翌年には「鼓筒図譜」を出版しました。

展示される小鼓筒の中には、古阿古、阿古、千種、生、多武峰、北折居、南折居、難波、阿波、大日内匠など各系統の作者の作であろうと考えられるものが数多くあり制作年代も室町時代初期から最も新しい物で大正時代までと各時代に亘っています。

ー日本の音ー
日時 11月26日 14:00~
場所 千葉県香取市 佐原文化会館
料金 全席指定 3,500円
第一部 小鼓講演会と小鼓古筒打比べ
出演
大倉流小鼓方16世宗家 大倉源次郎
生田コレクション所蔵者 生田 秀昭
鼓樂庵代表・長唄囃子方 司会進行 望月太左衛

第二部 解説付 能楽囃子 大倉源次郎 他
        
佐原囃子

チケット販売窓口
水郷佐原観光協会案内所 0478-52-6675
「座・音遊」事務局 呉服小松 0478-52-3439
    
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