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東関戸区の若連に所属する某若週のBLOG. 
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早いもので、新宿祭礼が終わり11月になりました。
今年も残すところ後2ヶ月ですね。

私のような祭好きは一年が祭を軸に廻っています。
ですから、今は新年明けまして?という訳ではありませんが来年の祭を考えると「また一年長いなぁ・・・」という感じです。

今年の新宿祭礼は、久々に心地よい緊張感を味わえました。
中日の「のの字廻し」。
番組を組んでの「のの字廻し」は、やはり通常運行中に行なう物とは別段の緊張感
そもそも街中で番組を組んで「さぁ 今からここでのの字を各町がやりますよ~」という状況は、10数年振りの事
やはり連続で同じ場所でやる訳ですから、他町と比較されるという事、けして失敗できない、うまく廻したいという心理が自然と働く訳です。
という私にしても今回の様な「のの字」に参加するのは、初めてといっても過言ではなかったのです。
祭礼最終日の夜に千葉銀前で行なっていた時代の最後の頃若連デビューでしたので、実は本番の千葉銀のの字は担いだ事が無いのです。
当時、東関戸は人も多くいわゆる本番「のの字」には体もさほど大きくないペーペーの一若衆の私は、戦力外でした。
当時、最終日の夕食を食べながら、のの字の配置が発表されていたのですが、当時私は名前を呼ばれる事は無いだろうと思いながら緊張していた思い出があります。
その後、特曳きの会場は北口のコミュニティセンターに変わり私も特曳きに参加できる時代が来るのですが、コミュニティセンターは会場としては広く、もう町内の意向としても「のの字廻し」をうまく廻そうというのではなく会場にあったダイナミックで迫力ある演技をという傾向になっていきました。
もちろん他の13町も独自の工夫を凝らした演技が多くなり、同じ種目で技術を競うという感覚は薄れてしまった様な気がしました。

そしてコミュニティセンターの特曳きも、北横宿の年番を最後に終了し、今度は街中での指定場所での「のの字廻し」という数年間になるわけです。
指定場所で事前申請して各町がランダムに「のの字」を行なうという物です。これは今でもそうのですが。
コミュニティセンターでの特曳きが無くなり、観客が「のの字」を見られる機会を。という配慮だと思います。
これにより「のの字」を行なう機会が劇的に増加
それにより観光客が「のの字」を間近で見る機会が増加
若連ものの字の軸梃子&象鼻など経験できる世代の幅が
いい事も多かったのですが・・・
逆に、若衆の「のの字」に対する緊張感が
という事も否めませんでした。
しかし、今年10数年ぶりに街中での番組を組んでの「のの字廻し」が復活
私は、この機会に本番の特曳き未経験の若い世代に是非あの独特の緊張感を味わって、感じ取ってもらいたかった
本番の特曳きの緊張感は最近若連としてもご無沙汰です。
そして、私達以上の世代にとっては「憧れの本番のの字」

今年は、入念に出発前に配置を決めて作戦会議。
いつも行なっているのの字ですが、この配置決めが、今日はいつもと違うんだよという雰囲気を高めます。
そしていよいよ出発!!
私は、演技位置の軸決め担当。
山車より先行してあるっています。
そんな私の目に飛び込んできた千葉銀前の人、人、人
正直、震えました。
モーゼの十戒ではありませんが、あの広い千葉銀前交差点は黒山の人だかり。
山車一台が通って曲がれるだけの幅しか開いていません。
まわりは人の壁。
そこを山車が通る。
「うわっ カッコイイ
そして一抹の不安
「ん?ここにこんなに人がいたら風月前はガラガラじゃ?」
事前の現場状況確認も大事な仕事。
提灯を消して、人波を縫って風月前へ。
なんと風月前も人、人、人で溢れ返ってますよ
予想していたよりも観客の輪が演技場にはみ出してきてます。
高まる期待感と緊張感 
下川岸の演技が終わり、いよいよ大楠公がやってきます。
緊張感は最高潮!!
そして大楠公は、見事に三回と四分の一回転
東関戸らしい「のの字廻し」

のの字が無事終わると興奮と感動と安堵感、達成感が入り混じってジーンときちゃいます。

やはり、街中での「のの字廻し」 最高ですね
復活させてくれた年番町さんに感謝です。


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のの字
2006/11/07(Tue)21:12:56
整列しての「のの字」は10年もの歳月を要したのですね。1町内づつ順番を待つ雰囲気、前方に見え隠れする演技中の山車。あの緊張感がタマラナク良い!!
私は27歳で初の軸を経験しましたがあの聖域にポッカリ空いた「どよめきから→静」仲間と頭の声しか聞こえなくなり、曲目すら?状態。
演技終了後は緊張感から解き放たれた安堵感で梃子を離したくなく、そのまま小野川をグルリ一周!
寺中 編集 RES
Re:のの字
2006/11/09 17:54
大楠公新聞 初登場ですね、有難うございます。
さて 11日 相当楽しみにしております。
江戸優り枠が、埋まりません・・・・。
関戸郷
 
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